固化工法

対象物を耐水専用バックに入れ周囲に固化材を流し込み外気と遮断する工法である。

固化後はキューブ状のため積み重ねたり並列で並べたり隙間なく保管管理ができる。

開発経緯

福島第一原発事故に伴い、一部ゴミ焼却場で発生する焼却飛灰よりセシウムが検出された。

環境省の出先機関である国立環境研究所にて焼却飛灰の固化処理案件があり取引先からの依頼で、当社で検討し対応策として提案。

プレゼン採用され実験工事を行った。

平成23年 11月 固化工法確立に伴い特許出願

平成23年 12月 国立環境研究所 実証実験結果発表

実証実験の結果を受けて環境省発注の大規模固化実験を行う。

平成24年 6月 環境省 固化業務結果発表

汚染物固化工法確立

SFホールド

固化工法の固化材であるが、地盤の空洞充填材や地盤強化材として使用できる。

開発経緯

環境省固化業務に伴う固化材として、恒久性であり高強度・固化内容物の不溶出・硬化時間の設定等の制限で開発した。

普通セメントを主材とするSFホールド完成。

その後、非水ガラス系多目定期固化材として各種土質対応型強度増加タイプ開発着手。

主材を普通セメントから特殊材料に変更して腐植土にも対応。

公共工事等で採用実績あり。

通常カタログタイプ

SFホールドⅡA型

SFホールドⅡB型

主材の増量により高度増加可能。